火傷 水ぶくれ 期間

火傷で水ぶくれになると治るまでの期間はどのくらい?時間かかる?

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火傷をして水ぶくれになるのは、傷つき炎症を起こした細胞から体液が流れ出てくるからです。

 

水ぶくれを破かないよう注意すれば傷跡になることはほとんどありませんが、完治するまでの期間は、症状によって異なります。

 

 

【1度の火傷】
1度の場合は水ぶくれができていても浅く小さく、ダメージは皮膚の表面だけで済んでいる状態です。
赤くなりヒリヒリとする痛みはありますが、きちんと処置すれば早くて数日、遅くとも1週間から2週間の期間があれば完治します。
一時的に跡は残りますが、ターンオーバーを繰り返すと跡も消えていきます。

 

【2度の火傷】
2度の火傷には皮膚表面だけでなく、真皮層にまでダメージを負った状態です。
水ぶくれもできますが、2度には浅達性と、深達性の2種類があります。

 

2度でも浅達性なら水ぶくれができていても1週間から2週間という期間で完治します。

 

多少色素沈着を起こしますが、それも徐々に目立たなくなっていきます。
深達性の場合は白い水ぶくれになり、完治までの期間も1ヶ月から2ヶ月と長くなります。
跡が残る可能性は高くなります。

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【3度の火傷】
3度になると皮下組織までダメージを負うので、かなり重症です。
神経までダメージを負うと痛みは感じませんが、皮膚が壊死したり、感染症を起こしたりします。

 

完治までの期間は個人差もありますが、最低でも2ヶ月以上かかります。

 

3度まで来ると水ぶくれはできませんが、ケロイドになりはっきりと目立つ跡が残ります。
完治後も皮膚が突っ張るような感覚が残り、ひどい場合は機能障害を起こします。

 

【病院に行くのはどのレベルから?】
火傷をして自分で対処できるのは、日焼け程度の軽症のみです。
ただし日焼けでもひどい場合は病院に行って治療を受けなければいけないケースもあります。

 

1度でも水ぶくれが出来ている場合は、病院に行くことをおすすめします。

 

【まとめ】
火傷をして水ぶくれになるにしても、ダメージのレベルにより症状や完治までの期間は変わってきます。
軽度なら数日で完治しますが、重度になるほど完治までの期間は長引きます。

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