火傷で指先が白い原因/重症の可能性も?
火傷をした場合には患部が赤くなったりします。
しかし時には白くなることがあります。
白くなる原因と対処方法についてお話していきましょう。
【白い原因】
基本的に火傷で白くなることはありません。
火傷の重症度が高い場合に傷口が白いことがあります。
これは皮膚の深くまで損傷が及んでいる場合に起こる症状で、軽症の場合にはあまり多くない症状と言えます。
特に指先は怪我や火傷をしやすい患部となります。
ただし、重症の場合には皮がはがれいたり、?けているような状況になっていることがほとんどです。
皮がむけていない場合には軽度の場合もあります。
また、水ぶくれが出来た後に破くと白い状態になることもあります。
【対処方法】
「冷やす」
火傷の対処方法として冷やすことが重要となります。
あまりに重症の場合には別ですが、指先の場合にはまず冷やすようにしましょう。
応急処置として一番初めに行うべき治療法です。
流水で洗い流すように冷やしましょう。
この場合には流水(水道水)で大丈夫です。
5分ほど冷やしましょう。
冷やすことによって鎮痛効果も狙うことが出来ます。
「ラップ療法」
ラップ療法というのは湿潤療法です。
湿潤療法は昔の治療方法と違い、かさぶたにしない方法となります。
かさぶたにしてしまうと皮膚にフタをするようになってしまいます。
痛みやかゆみが起こりやすくなり、さらには傷跡が起こってしまいやすくなります。
やり方
食用品ラップと白色ワセリンを用意します。
患部に白色ワセリンを塗ってラップで保護するだけで完成です。
ラップは巻いてもいいですし、小さく切ってテープで固定するだけで大丈夫です。
浸出液が外に漏れ出ないようにしましょう。
浸出液が自然治癒を促します。
【まとめ】
皮膚が白い場合に考えられる原因は重症である、もしくは水ぶくれの跡であると考えることが出来ます。
重症である場合には早めに病院へ行きましょう。
皮膚が壊死してしまっている恐れもあります。
軽症と考えられる場合には上記の治療方法を試してみましょう。
市販のものでも湿潤療法を促すものも販売されています。
ドラッグストアなどで薬剤師に相談してみるのもいいかもしれません。