やけどにはワセリンを塗ってガーゼで良い?正しい処置方法とは!?
火傷の治療方法は湿潤療法が主流となっています。
処置を行う際にワセリンを使用することもあるかと思います。
その際の注意点と対処方法についてお話していきましょう。
【ワセリンとは…】
原料は原油です。
原油を高純度に生成されて作られ、皮膚に塗ることによって皮膚を守る膜を作ってくれます。
皮膚の中に浸透するものではなく、表面だけにとどまります。
ハンドクリームやリップクリームとして肌を乾燥から守るためにも使用することが出来ます。
【火傷には効果があるのか!?】
やけどに使用される場合には白色ワセリンが多く使用されます。
黄色ワセリンよりもより精製度が高いものです。
しかし、火傷の重症度によっては使用することが出来ません。
1度程度の軽度なものだけに使用するようにしましょう。
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これはどの市販薬にも言えることです。
オロナインなどの軟膏でも同様です。
重症度が高いと判断される場合には病院で処置を行うことが重要です。
【ガーゼを使用するのはNG!?】
基本的に怪我をした際に患部を覆うのはガーゼを使用すると思います。
しかし、ガーゼはくっつくため回復を遅らせてしまうと言われています。
患部が小さい場合にはラップを使用することも有効です。
これはラップ療法と呼ばれているものです。
湿潤療法では最近では一般的になってきました。
患部にワセリンを塗ってラップで覆うという方法です。
ラップはテープで固定します。
この際に肌が弱い人はテープでかぶれてしまう可能性もありますので肌に優しいものも市販されていますので使用しましょう。
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ただし、この際の注意点は重症度が低いものだけに使用する方法だと覚えておきましょう。
傷口が深い場合や化膿している場合には逆効果となってしまう可能性もあります。
【まとめ】
やけどの処置方法はまずは冷やすということです。
冷やすと徐々に痛みが引いていくと思いますのでそのあとにガーゼなどを使用して患部を保護しましょう。
その際にワセリンを使用しても大丈夫です。
冷やしても痛みが取れない、患部が大きい、深いなど重症度が高いと判断される場合には病院へ行きましょう。