ホットカーペットで子供が低温やけどした場合には
寒い季節になってくると、暖房器具が手放せなくなってしまいますが、暖房器具の使い方を間違えてしまうと、大きな怪我や事故に発展してしまう可能性があるので要注意です。
特に小さな子供がいらっしゃる場合には、保護者の方はリスクについてしっかりと確認しておく必要があります。
【ホットカーペットの危険性とは】
冬に良く使用するホットカーペットは空気も乾燥しませんし、灯油などを使用しないので小さなお子様がいるご家庭では安心して使用する事ができますが、実は恐ろしいリスクが隠されていることをしっかりと理解しておく必要があります。
実はホットカーペットは低温やけどになる可能性があり、最近では小さなお子様が低温やけどになって病院にかかっている件数が増えているのです。
【低温やけどとは】
一般的な火傷とは違い、44度から50度くらいにちょっと温かい程度の物に長時間触れ続ける事によって起こる火傷が低温やけどです。
普通の火傷と違い、瞬間的に熱いわけではありませんので、軽視しがちですが、一般的な火傷よりも身体の内部を破壊するので十分に注意が必要になります。
子供だけでなく大人もなりますし、ホットカーペットだけでなく、湯たんぽなども原因となります。
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【低温やけどになったら】
もし子供が低温やけどになってしまったら、患部を流水で流すようにしてください。
20分から30分程度、しっかりと時間をかけて冷やします。
子供は新陳代謝が激しいとはいえ、放置してしまうと低温やけどの跡が残ってしまったり、完治まで時間がかかってしまいますので要注意です。
ホットカーペットの温度を少し低めに設定したり、お昼寝するような場合には、下に毛布などを引いて直接体が当たらないようにするなどの配慮が必要になります。
特に子供の顔や手のひらなど露出している部分は要注意です。
便利なはずのホットカーペットが子供にとって危険なのは、使用方法が誤っている場合です。
リスクを知った上でホットカーペットを使用すれば、子供にとって安全に暖を取れるアイテムですので、注意して使用するようにしてください。
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