アロエと火傷の処置に関する関係性と効果
昔から火傷の処置に関してはアロエを使用すると良いと言われています。
しかし、このような民間療法とも言える処置に果たして効果があるのか疑問に思っている方もいるはずです。
ここでは、その答えをお届けします。
【民間療法のひとつ】
世の中には医学的な見地から生まれた治療法もあれば、民間療法などもあります。
日本では例えば風邪の際に首にネギを撒く処置もありますが、このような処置も民間療法と言われています。
そして、数多くある民間療法の中でも火傷に関する処置としてアロエを使用するのが良いという話があります。
実際、諸外国においてはいざというときに備えて自宅でアロエを栽培したり、アロエを常備する方もいるのですが、実際はどうなのでしょうか。
【効果はあると言われている】
火傷は端的に言えば皮膚に炎症が起こる症状です。
これは日焼けなどでも同じです。
そのため、アロエは火傷においても使用されることがあります。
そして、なぜ多用されるかといえば、抗炎症作用が含まれているからだと言われています。
さらに、皮膚の回復を促進する成分も含まれていると言われているのです。
つまり、火傷の治療には効果があるという意見もあります。
しかし、そこには注意事項もありますので覚えておきましょう。
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【効果の一方で別なリスクがあるので要注意】
アロエを火傷の治療に使用する場合、確実に気を付けておかなければならないのが感染症です。
特に栽培したものなどをそのまま使用するような場合、何かしらの雑菌がそこには含まれていることもあります。
このようなものをそのまま使用すれば火傷の傷口から雑菌が体内に入ることもあり、火傷以上に怖いこともあるのです。
【緊急的に使用する場合は熱湯消毒】
日焼けなどで効果があったからと言ってそのほかの行為でも使用する人が多いのですが、日焼けのような軽度の火傷であれば問題なくても、皮膚がただれて出血しているようなケースでは雑菌が入るおそれがあります。
そのため、緊急的に使用する際には熱湯消毒するなどしましょう。
アロエにはこのように効果があると言われていますが、雑菌などが入ってしまうリスクもありますので、処置をおこなう際には気を付けておきましょう。
効果のみに目を向けず、処置する前にリスクに関しても考えておかなければならないのです。
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