やけど ゲンタシン軟膏 効果

ゲンタシン軟膏のやけどへの効果/抗生物質で感染予防

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熱いものなどに触れると、皮膚組織が破壊され炎症が引き起こされることによってできるやけどは、誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。

 

やけどと言っても、その症状は様々で三段階に分類されています。
一番軽いものは、赤みを帯びる程度で跡などは残らないもので、日焼けなどが分類されています。

 

冷たい水で冷やすなどして、様子を見る程度で治るものが多いとされています。
しかし、それ以上重度のやけどになると、慎重に治療などの対応をしていく必要があります。
水膨れができてしまっている場合など、破れないように気をつけながら感染などに注意して治療をしなければ、跡が残ってしまう場合が多くあります。

 

そういった治療の中で用いられるのがゲンタシン軟膏という外用剤です。
ゲンタマイシンというアミノグリコシド系の抗生物質が主成分の外用剤で、様々な菌を殺菌したり増殖を防ぐ効果があります。

 

では、どういったやけどの場合に用いられるのでしょうか。

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ゲンタシン軟膏は、感染の恐れがあるときや感染してしまった場合、つまり、やけどの場合では水膨れが破れて感染を起こしてしまったときや、患部がジュクジュクした状態になっているときに効果を発揮します。

 

ジュクジュクした状態の皮膚は、細菌による感染が非常に起こりやすくなっていて、放置していては菌に感染して悪化してしまいます。
そんなときにゲンタシン軟膏を塗ると傷口が保護され2次感染を予防することが出来ます。

 

またゲンタシン軟膏にはステロイドが配合されていませんので、副作用はほとんどないと言われています。
おむつかぶれなどにも頻繁に使用されているくらい、肌に優しい薬です。

 

稀に体質や体調などによって発疹や発赤、痒みや腫れを引き起こすことがありますので、そのような場合は直ちに使用を中止して、医師の判断を仰ぐことが大切です。
使用期限は半年程度となっていますので、正しく使用することによってやけどの傷に効果を発揮してくれる安心な薬です。

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