火傷 水ぶくれ 破れた 処置

火傷で出来た水ぶくれが破れた時の処置/感染症を予防することが重要

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火傷するとその患部が水ぶくれになることがあります。
それは、火傷の被害が表皮だけでなく真皮にまで及んだ際に起こるのです。

 

真皮には毛細血管が通っており、その一部が切れると血液が流れ出ます。
その血液に含まれる血漿が傷に入り込むことにより、水ぶくれを作るのです。

 

そのため水分ではなく血漿によって患部が膨らんでしまいます。
火傷の際すぐに流水や氷などで冷やしてあげるなどの正しい処置をおこなうと、火傷の進行を少なくすることができます。
氷で冷やしすぎると、凍傷になることもあるため、注意が必要です。

 

水ぶくれが出来てしまった場合、無理に破いたりするのは大変危険です。
傷口を保護する役割をしているため、無理やり破ることは避けるべきです。

 

日常生活を行う上で自然と破れた場合は、雑菌など感染症へのリスクが高くなってしまいます。
ですから絆創膏やガーゼ、包帯などで保護するなど正しい処置をしてあげることが大切です。

 

常に清潔にしておくことが大切になります。

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水ぶくれをそのまま放置しておくと、栄養が吸収されどんどん小さくなっていきます。
余分な皮は剥がれて、火傷以前と変わらないきれいな肌に戻ることができます。

 

破れた場合も、細菌などに気を付けてガーゼで保護し、しばらくすると傷口が塞がれて火傷は治ります。
ただ、火傷の程度によっては、手術が必要な場合もあります。

 

正しく処置しなければケロイド状の跡が残ってしまったり、後遺症が残ってしまうこともあるためひどい場合は、お医者さんに診てもらうことが大切です。

 

病院によっては、水ぶくれを針で刺して抜いてしまうところもあります。
湿潤療法という治療法で、破れた箇所からでる浸出液を閉じ込めて乾燥させずに湿潤環境を保ち治すという方法です。

 

個々の判断で行うのは感染症などの危険もあるので、病院などの指導で行うことが大切です。
最初に必要な処置をはじめ跡にしないためには、これらの事を知っておいて正しい判断をすることが必要になります。

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