火傷 軟膏 ロコイド 効果 注意点

火傷にコロイド軟膏が効く?/その注意点とは!?

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火傷に効果のある薬はさまざまな種類のものがあります。
ステロイド剤、非ステロイド剤、抗生物質などの種類があります。

 

コロイドは皮膚に塗布するタイプの軟膏です。
その特徴についてお話していきましょう。

 

 

【コロイドとは…】
上述したようにステロイドが含まれているタイプの軟膏で、特に皮膚の炎症を抑えるために使用されます。
ステロイドが含まれている薬の中では中程度のものとなります。
皮膚の炎症を抑えるだけでなく、免疫反応(アレルギー反応)、皮膚細胞の増殖を抑える効果も期待することが出来ます。

 

コロイドなどのステロイド剤の場合には、他の軟膏よりも副作用が強いため、医師に言われた期間を守ることが大切です。
長期間、広範囲にわたって使用してしまうと副作用が働いてしまうことがあります。

 

基本的には湿疹、蕁麻疹などの皮膚の炎症を抑えるために使用される薬となります。

 

それではひとつずつ詳しく見ていきましょう。

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【ステロイド剤の作用】
「皮膚の炎症を抑える」
炎症というのは発赤、熱感、腫脹、疼痛が起こっている状態を指します。
これらは火傷によって皮膚が傷ついたことによって起こる炎症です。
そのためステロイド剤はこれらの状態を抑えてくれることが出来ます。

 

「免疫反応を抑える」
アレルギー反応を抑える作用があります。
アレルギー反応は身体の中に害のないものでも外へ出そうという力が働きます。

 

その代表的な例が花粉症です。
スギ花粉などは身体にとっては有害なものではありません。
しかし、身体が異物と勘違いすることでくしゃみや鼻水などによって外へ追い出そうとします。
その反応がアレルギー反応です。

 

※ただしここでの注意点は正常な免疫反応も抑えてしまいます。
そのため、皮膚の再生も抑えてしまうことにつながりますので皮膚が薄くなってしまうことがあります。
そうなると毛細血管が浮き上がって見えるようになる場合もあります。

 

【まとめ】
火傷をして病院へ行き、コロイドが処方された場合には医師に決められた期間の使用とすることが大切です。
コロイドの副作用発生率は軟膏0.3%、クリーム0.6%と言われています。

 

比較的安全な軟膏になりますが、ステロイドが含まれていますので注意して使用しましょう。
用法用量を守って薬剤師、医師の指示に従うことが大切です。

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