火傷 水ぶくれ いつできる

火傷で水ぶくれはいつできる?/数日後に起こる場合もある?

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火傷をすると皮膚が赤く膨らんだり、水ぶくれの症状が起こります。
しかしすぐには症状が出ない場合もあります。

 

火傷した後に水ぶくれはいつできるのでしょうか?
この疑問にお答えしていこうと思います。

 

 

【なぜ水ぶくれが出来るのか?】
水ぶくれというのはドーム状に出来る水が含まれた皮疹のことを指します。
正式には水疱と呼ばれています。

 

中には液体が入っていますが、これはただの水ではありません。
浸出液という血液中に含まれている血清や止血成分などによって構成されています。
そのため、治療にはかかせない成分が含まれています。

 

「破ってはいけないのか?」
出来る限り破らないようにしましょう。
治癒を促すために必要な成分が含まれていますので、自然に破れない限りはそのままにしておくのが一番です。
破れてしまうとその部分から細菌などが侵入しやすくなりますので注意しましょう。

 

要するに皮膚にとって再生させるためには必要な液体が水ぶくれです。

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【水ぶくれはいつできるのか?】
水ぶくれはすぐに出来るものではありません。
すぐに形成される場合もありますが、およそ数時間から数日で起こります。

 

火傷して痛いけど皮膚はきれいなまま、しかし翌日または数日後に水ぶくれが出来たという人は意外と多いです。
これは皮膚の表面だけ損傷を受けている場合には起こらない症状です。

 

表皮の中間部分までが損傷を受けることによって起こります。
他には赤くなったり、腫れ、痛みの症状が同時に起こることがほとんどです。

 

【水ぶくれの対処方法】
水ぶくれが出来た場合には破らないように保護することが大切です。
しかし、時間が経つにつれて破れてしまうことがあります。

 

その場合には、まず流水で流しましょう。
その後、浸出液が周りに飛び散らないようにふき取ってから患部を保護します。
患部を保護するのは湿潤療法が一番です。

 

「湿潤療法とは…」
湿潤療法というのはラップ療法などに代表される怪我の治療方法のひとつです。
単純にワセリンを患部に塗ってラップで覆うだけです。
これを行うことによって患部を乾燥させることなく治癒力のみで回復させることが出来ます。
ただし軽症の場合にのみ有効ですので重症と感じる場合には医師の治療が必要となります。

 

【まとめ】
火傷の水ぶくれがいつできるのかというのは難しいですがおよそ数時間から数日ほどで出来ることがほとんどです。
それ以上かかることはほとんどありません。
火傷をした直後はすぐに水で冷やすことで応急処置を行いましょう。

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