火傷の水ぶくれの処置にはリンデロン!?その効果と副作用とは?
火傷をした際に使用される薬はさまざまな種類が存在しています。
ドラッグストアで購入できるものから処方箋までさまざまです。
今回はその中でもリンデロンについてお話していきましょう。
【リンデロンとは…】
リンデロンの種類には大きく分けると4種類存在しています。
・リンデロンDP
・リンデロンV
・リンデロンVG
・リンデロンA
このようになっており、最後のアルファベットが異なります。
また、それぞれ一つずつ強さも異なります。
【特徴】
ステロイドが配合されているのが一番の特徴です。
ステロイドと聞くと強い副作用があるように感じますが内服薬ほどではありません。
しかし、塗り薬にも副作用はありますのでしっかりと医師に決められた期間使用することが大切です。
主な特徴はこちらになります。
・抗炎症作用
・止血作用
・抵抗力増強
・免疫抑制作用
このような作用があります。
火傷などの怪我の場合には患部が炎症を起こすことが多いです。
その炎症を抑えるためにリンデロンなどのステロイド外用薬が使用されることがあります。
また血管を収縮させて出血を抑える効果も期待することが出来ます。
さらにアレルギーなどの免疫作用も抑制することが出来ます。
【副作用】
ステロイドが配合されていますので他の薬よりは副作用が強くなります。
上述したようにアレルギーを抑える働きがあります。
しかし皮膚の再生のための細胞も抑えてしまいますので皮膚が薄くなってしまう場合があります。
皮膚が薄くなると毛細血管が浮き出ているように見えてしまいます。
他には皮膚に発赤、発疹、かぶれなども出ることがあります。
消化不良、口の渇きなどの異常も見られる場合がありますので副作用が出たと感じた場合には早めに病院へ行きましょう。
【まとめ】
リンデロンは火傷だけでなくさまざまな病気やケガに使用されるものです。
水ぶくれが出来る前に使用しても良いかもしれません。
しかし、火傷が軽症の場合には薬は使用なくても治癒を促すことが出来ます。
湿潤療法などによって行うことも出来ます。
判断が難しい場合には病院へいき医師の指示に従いましょう。