火傷 処置 指

指を火傷した時の処置方法/迅速かつ適切な対応をすることが大切

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指を火傷してしまった場合の処置はどのようにしたら良いでしょうか?

 

まずはすぐに、きれいな水道水で冷やします。
水道を流しっぱなしにして、患部に直接流水が当たらないように、少しずらします。
流水の勢いで患部にダメージを与えることがあるからです。

 

ボウルや洗面器に指を付けて水を流しっぱなしにするのも良い方法です。
氷や保冷剤は冷やし過ぎてしまう恐れがあるので、水道水の方が良いでしょう。

 

冷やす時間は30分くらいを目安にします。

 

患部が腫れてきますので、指輪などは早めにはずしましょう。

 

服の上から熱湯がかかってしまった場合などは服を脱がさないことです。
皮膚がはがれてしまう恐れがあるからです。

 

服の上から水をかけて冷やします。
家の中であれば、風呂場で水道水をかけます。

 

屋外で火傷をした場合は、川や用水路の水は使用しないでください。
感染症の恐れがあるからです。

 

水ぶくれが出来た場合はつぶさないようにすることも大切です。
水ぶくれが出来た場合は皮膚科を受診します。

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皮膚科を受診する前には何もつけないことが大切です。

 

軟膏や油などを塗ってしまうと症状の判断のさまたげになります。
処置を誤ると悪化したり、跡が残ることがあります。

 

火傷は考えているよりダメージが深いことがあります。
素人判断は禁物です。

 

顔や目、耳、陰部などの火傷は程度に関わらず、危険となることがありますので皮膚科を受診しましょう。

 

火傷の範囲が広い場合、乳幼児や高齢者などは血圧が低下したり、ショック症状を起こすことがあります。
そのような場合は救急車を呼ぶことが推奨されます。

 

アロエや味噌を塗ると聞きますが、2次感染の恐れがあるので避けます。
皮膚科から薬を処方されるまで、何も塗らないのが大切です。

 

傷が深くなると入院や手術が必要になることもあります。
火傷は処置が正しければ、軽度の場合1〜2週間で治ります。
重度の場合1か月以上かかることもあります。

 

乳幼児が火傷を負うと重症化しやすいので、ポットなどは子供の手の届かないところに置きます。
調理中などは台所に入ってこれないような工夫をしましょう。

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