火傷の水ぶくれにワセリンが効く??/水をはじいて皮膚を保護します
仕事や家事などで火傷を負った時、最初に適切な処置ができずに跡になってしまったという方はいらっしゃるでしょうか。
火傷は水ぶくれになって、それが破けてしまうと跡に残りやすく、その跡を消すには時間もお金もかかってしまいます。
特に目立つ部分だと人に会う機会の多い仕事をしている方や女性の方は、見る度に憂鬱になってしまいます。
そして、肌に何らかのトラブルが起きた時、重宝されるのがワセリンです。
ワセリンは通常、ニキビや肌の炎症といった時によく使われていますが、火傷や水ぶくれにも使うことができます。
しかし、きちんと使用方法を守らなければ効果は期待できないので、清潔な環境で使用するようにしてください。
また、ワセリンには石油を精製して作られており、酸化しやすくなっているので、使用期限に注意しましょう。
自宅や職場でもできるので、適切な処置をしておいてから病院に行くようにしておけば、跡を残さずきれいに治ることが期待できます。
スポンサーリンクまず、火傷の大きさに合わせてカットしたラップを用意してください。
これは火傷を負った部分を水道水できれいに洗い、清潔にして後で使います。
洗う時は、ごしごし擦ったりしなくても構いません。
特に水ぶくれがある場合、潰れやすくなっているので、水の勢いを弱くし、優しく洗うようにしましょう。
この時、ワセリンを触る手や指も一緒に洗ってください。
清潔になった後、火傷部分にワセリンを塗り、先ほどカットしておいたラップで覆い、医療用のテープなどでとめておけば大丈夫です。
水ぶくれがある場合は、この状態で潰さないように注意しなければなりません。
日常生活の中で潰さないよう過ごすのは難しいので、早めに病院に行って水を抜いてもらってください。
この方法は、一日に数回ラップを取り換えるようにしましょう。
夏場は汗をかくことも多いので、放置し過ぎないようにしてください。
また、取り換える際、傷口やその周辺の皮膚は、しっかり水道水で洗って清潔に保つようにしましょう。
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