火傷の治療でラップを使用する際のやり方と効果
火傷の治療方法は昔と今では常識が変わっているのをご存知でしょうか。
現在広く親しまれているラップ療法とその効果についてぜひこの機会に覚えてください。
【火傷に関して変わっている常識】
火傷をした場合には冷やしたあと、消毒をして絆創膏でガードするのが効果的というのが以前の常識でした。
しかし、今はこのようなやり方が常識ではなくなっているのをご存知でしょうか。
どういうことかと言えば、火傷した患部を流水で冷やすというやり方は以前から同じですが、その後の流れが昔と今では大きく違っているのです。
そのため、新しい方法に関して効果を知った上で、試してみましょう。
【新しい治療の方法とは】
新しい治療方法はラップ療法とも呼ばれています。
これはその言葉の通りにサランラップを使用した治療方法です。
流水で流した傷口を白色ワセリンを塗ったラップで防ぐのです。
その上から包帯やガーゼなどを当ててラップが傷口から離れないようにするのです。
これだけの行為で治療になるのかと考える人も多いのですが、これは肌が本来持つ自己再生能力、つまりは自然治癒能力を最大限に生かす方法としてその効果に注目が集まっているのです。
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【乾燥させないことが大切】
かつては火傷した場合には乾燥させた上で肌が再生していくことを待ちましたが、今は乾燥させないやり方のほうが治癒が早いということが常識になりつつあるのです。
そのため、このやり方によって患部を乾燥させないように維持しつつ、あとは自然治癒に任せるということになっているのです。
このラップ療法によって効果を感じている人も多いため、このやり方は覚えておいて損はないはずです。
【治療中は日々交換する】
最善の効果を目指してラップ療法をおこなう際には自己判断のみではなく、医師の診察も重要となります。
重篤な火傷においてはラップ療法を素人の判断でおこなうと危険なケースもありますので、基本的には医師に相談しましょう。
また、このやり方で大切なのは乾燥させないことですから、ラップは日々交換してください。
すでに多くの人がこのやり方で取り組み、火傷の治療に使用しています。
そして、効果を感じている人もたくさんいるのです。
そのため、こうした方法も頭に入れておきたいものです。
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