火傷で水ぶくれがある時は「プール」に入っていい?/水泳は控える?
火傷をしている場合にも日常生活をしなければなりません。
お風呂に入らなければならないし、手を負傷していても手は洗わなければなりません。
しかしプールは入っていいのでしょうか。
今回はそこについてお話していきましょう。
【火傷をしているときにプールに入ってもいいのか?】
どの怪我をしているときでも同様ですが、プールに入ることは避けたほうが良いと言えます。
プールに入ることによって細菌などを患部から侵入させてしまう恐れがあるからです。
プールの中には塩素が含まれており、細菌やウイルスを死滅させる働きがあります。
出来る限る入らないことが好ましいです。
「どうしても入らなければならない場合の対処法」
出来る限り傷口がプールに入らないようにすることが大切です。
最近では傷口に貼る防水フィルムも販売されていますので出来る限り患部を保護しましょう。
やはり、出来るだけ入ることは避けたいところです。
お子さんのスイミングの際にも注意しておきましょう。
【水ぶくれが起きている場合の対処法】
水ぶくれが出来ている場合には潰してしまいたくなりますよね。
しかし我慢して破らないようにしましょう。
水ぶくれの液体の中には治癒を早くする成分も含まれています。
そのため破らないようにするべきです。
火傷をした直後には冷やすことが大切で、その後水ぶくれを破らないように保護することが重要になります。
破れてしまった場合にはガーゼで液体を吸い取るという方法がありますが、最近では湿潤療法が主流になってきました。
ガーゼで吸い取らせるのではなく、キズパワーパッドなどによって治療を行っていく方法です。
ラップで行うラップ療法も注目されてきています。
【まとめ】
火傷をしてプールへ入る場合には出来る限り入らない方が良いでしょう。
傷口は化膿してしまうと治るまでの期間も長くなってしまいます。
水ぶくれが生じているということは傷口が意外と深い可能性もあります。
傷跡が残らないように処置することも大切です。