凍傷 しもやけ 違い

凍傷としもやけの違いとは

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小さい子供の頃に、雪合戦をしていたり、かまくらなどを作っていると、手が赤くなって痒くなってしまった経験をされている方も多いと思います。
このような症状をしもやけというのですが、似たような言葉に凍傷という物があります。
実際にしもやけと凍傷はどのような違いがあるのでしょうか。

 

 

【凍傷の症状とは】

凍傷の症状は、とっても寒い雪山などに長時間の間、患部をさらしている事によって、皮膚や皮下組織などが壊死してしまった状態を現す言葉です。
雪山などでは皮膚や皮下組織だけでなく、筋肉や骨まで壊死してしまう事もある恐ろしい症状です。
症状が進んでしまうと、内服薬などでは対応しきれずに、壊死してしまった部位を切除する手術が必要になります。

 

 

【しもやけの症状とは】

しもやけは、手足の指などが赤く腫れてしまい、痒みなども現れる症状です。
一般的には一日の温度差が10度以上の時に起こりやすくなっております。
凍傷と違い、治療方法が非常に簡単で、患部をしっかりと温めたり、薬をのんだり、患部に外用薬を塗布する事で完治します。

 

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【しもやけも凍傷の違い】

凍傷はとしもやけは違いが多い症状という事ではなく、症状の重さによって使い分けられています。
つまりしもやけの段階で止める事ができれば、凍傷などの酷い症状に発展する事はないという事になります。
もちろんそのような危険性のあるような場所に行かないというのは最も大事なのですが、症状が現れた時になるべく早く対処するのが重要になってきます。

 

 

しもやけと凍傷は大した違いがありません。
発生するメカニズムが同じだからです。
しかし、大きく違いが現れるのはその治療方法です。
手術の有無などの大きな違いが出てきますので、違いを理解した上で、しっかりと対処する事が必要になります。
特に雪山などに行く場合には、しっかりと違いを確認した上で、重症化しないような対処方法をマスターしておく必要があります。
その為、登山用の装備とは違って、雪山用の装備を整える必要があります。

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